

こんにちは。てんぱぱです。

- エンジョイカップってどんな大会なんだろう?
- ストライダー初心者が出場できる大会はあるのだろうか・・・
- 実際に参加した人の声が聞きたい!

そんな疑問を解決できる記事です!
今回は息子がストライダーを始めてから初めて参加したストライダーの公式レース「エンジョイカップ」について紹介します。
2歳の誕生日にプレゼントしたストライダー。当初は大会に出る予定もなく「子どもが楽しく遊んでくれればいいや~」という感じでした。
しかし、ストライダーを始めて1年。息子にストライダーの大会の話をしてみたら「やってみたい!」とやる気にあふれていたので、大会に出場することを決めました。
『初めてストライダーの大会に出場する予定の方』や『出場してみたい方』は是非参考にしてみてください!
※本記事は5分で読了できます
ストライダーエンジョイカップってなに?

ストライダーは年齢やレベルに応じて様々なレースが全国で開催されています。
中でも「エンジョイカップ」は子供が楽しむことを目的とした初心者でも参加しやすい公式の大会になります。
『ストライダーに乗り始めたばかりだけどレースに出てみたい!』というお子さまでも安心して走ることができるコース設計やスタッフのサポートがあります。
エンジョイカップの特徴としては以下の4つになります。
1.「はじめてシール」がある
初めてエンジョイカップに参加するお子さまは受付時にスタッフの方から「はじめてシール」を受けとります。
このはじめてシールを胸に張ることで、お子さまに喜んでもらえたり、サポートスタッフがお子さまに声掛けしやすくなります。
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2.「エンジョイクリニック」が実施される
ストライダーに乗り始めたばかりのお子さまをもつ保護者の方を対象に「エンジョイクリニック」が用意されています。
- サドル、ハンドルの正しい位置
- ヘルメットの正しい付け方
- ストライダーバイクのメンテナンス方法
- 家の中での練習方法
- 上手に止まる練習
- 質問コーナー
私たちは会場まで移動時間がかかることもあり、今回はエンジョイクリニックには参加せずに試走からの参加をしました。
『ストライダー上達に向けてのアドバイスを受けたい方』や『質問をしたい方』は是非参加してみてください!
3.安心のスタッフサポート
エンジョイカップは全会場で同じスタッフが運営しているため、レースに慣れたスタッフがしっかりとサポートしてくれます。
実際大会当日は、雰囲気に飲まれて上手くスタートできない子どもや転倒して泣いてしまったりした子どもにも完走するまで親身にサポートする姿があり安心感がありました。
4.「がんばったで賞」と「レーシングメダル」がもらえる
勝ち負けにかかわらず、エンジョイカップ参加者全員が「がんばったで賞」と「レーシングメダル」を受け取ることができます。
子どもたちの一生懸命に対し、スタッフの方がひとりひとり気持ちを込めて名前を読み上げながら渡してくれます。


はじめてもらうメダルに息子も大喜びでした!
大会に参加する際に準備するもの
ストライダーの公式大会は安全上の問題から「参加するときの服装」や「バイクのカスタム」などに制限があります。
事前に届く大会の規定には服装などの注意事項なども記載されているので、しっかりと確認したうえで大会に参加しましょう。
また、大会当日にヘルメットやグローブをいきなり着用するのはお子さまが嫌がるかもしれませんので、大会前に着用して練習することをおすすめします。

大会に参加する際に準備するものは以下7つになります。
1.参加確認証
申し込み完了後、大会当日の2週間ほど前に「参加確認証」が郵送で送られてきます。参加確認証は当日必要になるため、紛失しないようにしましょう。ゼッケン番号や会場情報などが記載されています。
2.ストライダーバイク
バイクの高さやハンドルの緩みがないかどうかを事前に確認してメンテナンスをしておきましょう。
※「ストライダーを持っていないけど大会に参加したい」という方に無料でバイク貸出のサービスもあります。レンタル台数に限りがある場合があるため事前に大会運営スタッフに確認しておきましょう。
3.ヘルメット
頭部の安全を守るヘルメットは必須品になります。あご紐を調節してゆるみなく締めましょう。
4.ウェア・ズボン
基本的に長袖、もしくは七分丈のシャツの着用をおすすめします。夏季開催により半袖・半ズボンで参加したい場合はプロテクターの着用をおすすめします。
5.グローブ
手を保護するためのグローブの着用が必要になります。手袋、軍手、普通の手袋、第二関節から指先が空いたタイプのものでも問題ありません。
6.シューズ
靴紐、もしくはマジックテープタイプのシューズの着用が必要になります。サンダルでの参加は禁止されています。
走行中や転倒時にシューズが脱げることが無いよう、靴紐やマジックテープはしっかりと締まるようにしましょう。普段お子さまが履いている靴で参加すると力を出しやすいかもしれません。
7.プロテクター
エンジョイカップは初心者向けの大会にはなりますが、同時に何人もの子どもたちが一斉にゴールを目指してスタートを切るため多少の接触があるかもしれません。
万が一の時に備えて肘・膝を保護するプロテクターの着用をおすすめします。
必須品ではありませんが、当日参加してみてあったほうが良かった、あって良かったなと感じた物をご紹介します。
おすすめの持ち物は以下です。
✅レース前に食べられるお菓子
当日は他のお子さまのレース中は待機していなければいけません。参加人数によっては何レースも待つ可能性があります。
ちょっとしたお菓子があれば、待ちくたびれてぐずってしまったときやお腹が減ってしまったときにお子さまに食べさせやすいかもしれません。
✅雨天時の着替えやタオル
当日の朝天候が良い場合でも、いつ雨が降っても良いようにレース中に着れるカッパや着替え、タオルなどの用意はしておくことをおすすめします。
試走や敗者復活戦も含めると1時間以上外にいることになるため、お子さまが風邪を引かないようにしましょう。
✅防寒対策
冬季開催の場合は特に防寒グッズを用意しておくことをおすすめします。冬以外の開催でも山の中に会場がある場合、朝方はかなり冷え込みます。
アウトドアチェアを持っていきましたが、レース会場ではお子さまはストライダーバイクに乗りながらの移動、保護者の方はコースの周りを立って応援しているため、必要性はあまり感じませんでした。
また、雨天時は白スニーカーで行かないことをおすすめします。長靴を持っていくと良かったなと思いました。
白スニーカーで参加したおかげで落ちない汚れが残ってしまいましたが、それもまた思い出です・・(笑)
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エンジョイカップ当日
大会当日は、あいにくの雨でした。雨の中で開催されるのか半信半疑でしたが、中止の案内は届かないため会場に移動。
会場に到着すると多くの参加者親子と会場スタッフの方たちがいました。ストライダーは雨でも乗れるんですね(笑)
私たちは前述したとおり、移動時間がかかるのと開会式の時間が早いこともあり、今回は開会式とエンジョイクリニックには参加せず、試走から参加しました。
試走
試走中は何回でも本番で走るコースを練習することができます。
息子は楽しそうに走り出しましたが、試走を2周くらいしたときに少しばかり疲れが見えたので、本番まで休憩させることにしました(笑)
雨の影響で足場が緩く踏ん張りがきかないため、1周するだけでも体力が奪われるんですね。
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一回戦スタート
試走を終えて、一回戦が始まりました。
息子の順番が来るまでなぜか私とママが少し緊張気味でしたが、息子は楽しそうな様子。
そしてあっという間に順番が回ってきていざ本番です。
プロのカメラマンさんがスタート前の親子写真を撮ってくれていました。有料ですが、欲しい方はレース終了後に購入も可能みたいです。
スタート直前にスタッフの方に名前を呼ばれ、息子も少し照れながらも手を挙げて返事をして臨戦態勢に入りました。(入ってると勝手に思ってます。)
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「レディ、セット、GO」の合図でスタートです。なんとかスタートを切った息子。
しかし、スタートダッシュに遅れ開始1秒でトップ集団と差をつけられてしまいます。
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周りに置いて行かれていますが、焦っている様子は無く、なぜか隣を走っている女の子を気にしながら走っていました。
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ここでやってきましたでこぼこ道。
大会前に練習していたおかげなのか慣れた様子ででこぼこ道を進んでいきます。
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でこぼこ道を無事走り終えると、達成感からかこちらを見ながら走る余裕をみせてきます。(現順位下から2番目)
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この後なんとか、ひとりを抜いて最後のくねくね道までやってきました。私とママは必死に応援し続けています。
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そして・・・
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ゴール!!!!
なんとか無事完走することができました。
結果は7位で見事に予選敗退!!
しかし、勝ち負けよりも無事に完走できたこと、最後まであきらめずに走り抜いたこと、一生懸命ぬかるんだ地面を蹴って前に進む姿に、私もママも、感動しかありませんでした。
敗者復活戦もあります!
一回戦で3位以内に入ることができれば準決勝に進みますが、4位以下でも敗者復活戦に挑戦することができます。
敗者復活戦は3位までに入ることができなかった子どもたちだけでもう一度レースをします。組み合わせは並んだ順番に人数がそろい次第スタートする運びになります。
大会の参加人数により人数は異なると思いますが、敗者復活戦で上位に入ることができれば準決勝に進むことができます。
つまり、エンジョイカップは最低でも2回はレースに参加することができるということですね!
息子はというと、持ってきていたビスケットを食べてエネルギーを補給できたのか敗者復活戦に挑む様子でした。というわけで、敗者復活戦にも参加することにしました。
結果は、なんと3位!!!
この後の、準決勝に進むことができました。私もママも大喜びです。
そして、準決勝にも参加しましたが、結果は7位でした。試走も合わせると5周目。やはり疲れがたまっていたようです。それにしても、準決勝、決勝と進む子どもたちは凄くレベルが高いです。あまりの速さに驚きました(笑)
初めてのレースは準決勝敗退でしたが、とても胸が熱くなり感動しました。
息子も楽しそうにストライダーに乗っていたことがなによりも嬉しかったです。
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【まとめ】大会に参加して思い出を作ろう!
というわけで、初めて参加したストライダーの公式大会「エンジョイカップ」は準決勝敗退ということで終わりました。
結果よりも子どもがいつもの公園とは違うコースと雰囲気の中で一生懸命に走る姿を見ることができて、とても素敵な一日になりました。
もしまた息子がレースに出場したいと言ってきたら間違いなく参加したいと思います!

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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