

こんにちは。てんぱぱです。

- 注文住宅のコストダウンのコツを知りたい!
- 新築の予算オーバーしたくないなぁ・・・
- 逆にコストダウンしてはいけないものはあるの?

そのような疑問を解決できる記事です!
希望通りの注文住宅を建てるために、あれこれと自由度の高い設計をしていると・・・

え・・・こんなに高いの!?
このように当初予定していた予算を大幅にオーバーしているというのは、注文住宅を建てる誰もが通る道です。
そこで今回の記事では、注文住宅をご購入予定の方が予算オーバーにならないようにコストダウンのコツをご紹介します。
また、反対にコストダウンをしないことをおすすめするものも併せて解説いたします!

削らない方がいいものもあるんだね。

そうなんです!メリハリをつけて節約をし、低予算で理想の住まいを手に入れましょう!
※本記事は約5分で読了できます
【厳選】注文住宅の上手なコストダウンのコツ11選

そもそもどうして注文住宅を建てる際に予算オーバーをしやすいのか・・
その原因は一般的には下記になります。
- 大きな買い物ゆえに金銭感覚がマヒする
- こだわりの優先順位がつけられていない
- 補助金や助成金制度を知らない
- 間取りや設備に対する費用感が掴めていない
- 建築費用以外の工事費や諸費用を予算に含んでいない
- そもそも予算が少ない
思わぬ予算オーバーにならないための対策として
- 冷静さを保ちオプションに優先順位を付ける
- 事前に補助金制度や費用に対する理解を高める
- ランニングコストを意識する
このようなことが挙げられます。

人生で一度のことだし、付けたいオプションが増えていくんだよね~。

グッとこらえ、その中でも優先順位を付けてみましょう!
それでは、具体的にどのようなコストダウンのコツがあるのかをご紹介します!
コツ①:延床面積を小さくする
延床面積とは建物全体の床面積を足したものです。
一般的には延床面積が大きければ大きいほど建築費も高くなります。
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生活をしていく上で暮らしにどのくらいの広さが必要なのか、部屋数や水回りなどそれぞれの面積の目安を出してみることをおすすめします。
コツ②:平屋ではなくシンプルな総2階の家にする
同じ居住スペースを確保する場合、平屋よりも1階と2階が同じ面積で建てられた総2階の方が建築費は安くなります。
平屋はある程度広い敷地面積が必要になるため、基礎と屋根の面積が広くなり、その分の費用がかかることになります。
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また、日本は2階建て用の部材の需要が高いため、流通量が多いです。そのため2階建ての方が比較的に部材を安価に仕入れやすいことも挙げられます。
コツ③:間取りをシンプルにする
部屋の数は1つの大きな部屋を必要に応じて仕切って使う方がドアや壁材、クロスなどのコストダウンに繋がります。
例えば、子供部屋は新築時はオープンな1部屋の間取りにして、子供の成長や人数によって個室が必要になった時に仕切ります。
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書斎は個室タイプにするよりも、リビングや寝室、廊下や階段の一部を利用して設けたオープンスペースタイプにすると部屋数を増やす必要はありません。
コツ④:屋根をシンプルにする
屋根には切妻(きりづま)や寄棟(よせむね)、片流れなどの種類があります。
建築コストだけでいうと、切妻や片流れの方が寄棟よりも部材や施工費は抑えられますが、雨漏りリスクや将来のメンテナンス費用が低い『切妻』の方がよりおすすめです。
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コツ⑤:水回りを一カ所にまとめる
キッチン、洗面所、トイレ、浴室などの配管工事のコストを抑えるために、水回りは一カ所に集めることがポイントです。
水回りが色々な場所に散らばっていると、配管工事も複雑になりコストアップにつながってしまします。
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また、配管が一カ所に集中していることで、不具合が生じた際や将来の定期メンテナンスが楽になり、仮に部品交換が必要になった場合にも部品の大きさや数が少なくて済む可能性も高いです。

トイレは1つにしようかな・・

数十万の節約になる場合もありますよ!
コツ⑥:窓の数を減らし、サイズは小さくする
家は壁よりも窓のスペースを多く取った方がコストがかかります。
西日の当たる窓を減らすことは建築費のコストダウンだけではなく、室内の温度の上昇を防ぎ、冷房費の削減にもつながります。
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また、窓が小さくて少ない家はコスト面以外にも断熱性が向上する、家具や家電の配置のしやすさがあるといったメリットがあります。
コツ⑦:必要最低限のオプションを選ぶ
住まいづくりをしている中で便利でお洒落なオプションは付けたくなるものです。
しかし、建てた後に必要頻度の低いオプションに気づいて後悔してしまうケースが多くあります。
本当に必要なものを一度よく考えて後付けできるオプションを外すことでコストダウンにつながります。
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後付けできるオプション例は下記です。
- 太陽光発電システム
- アクセントクロス
- 可動棚
- エコカラット
- ウッドデッキ
- 造作家具
床暖房の設置費用は、新築時に設置する場合に比べて、後付けの方が高くなってしまうため注意しましょう。
コツ⑧:和室をつくらない
和室は床の間や押入れの造作、障子やふすまなどの建具、欄間(らんま)や床の間周りの装飾などが必要になり、コストがかかります。
また、工事費以外にも畳や障子はメンテナンス費用もかかります。場合によっては洋室にするだけで、100万円以上のコストダウンになります。
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こだわりがある場合を除いては洋室を選択することをおすすめします。
コツ⑨:エアコンを自分で手配する
エアコンをハウスメーカーに委託して取り付けることも可能ですが、自分で手配することで10万円以上のコストダウンになる場合もあります。
建築時に取り付けることで、配管などを内蔵にて通すことが可能なため、見た目の仕上がりは美しくなりますが、費用面ではコストアップにつながります。
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自分で手配する場合は家電量販店かインターネット通販で購入することができます。入居に間に合うように余裕をもって手配するようにしましょう。
コツ⑩:フェンスや門扉を設けない
外構はフェンスや門扉を設けないことでコストダウンになります。
最近では、オープン外構を選ばれる家も増えてきています。特に狭小地の場合、フェンスを設置することで狭い敷地が更に狭く感じてしまいます。
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防犯面においても、外からの死角ができないことで逆に防犯性が高まる場合もあるといわれています。
コツ⑪:バルコニーを小さくする
バルコニーのスペースを広く確保することは建築費が高騰する要因の一つになります。
雨風にさらされるバルコニーは防水処理が必要なほか、荷重にも耐えられる補強工事が必要です。この補強工事は広さに応じて高額になります。
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また、メンテナンスや補修工事などのコストも後々発生するため、建築時に必要性や大きさについてあらためて検討してみましょう。

よし、全部コストダウンしてやるぞ~!

コストダウンは嬉しいですよね。ただ、なかには削減してはいけないものもあるんですよ!

え・・・そうなの!?
【これはNG!】コストダウンしてはいけないもの5選ってなに?

ここからは、注文住宅を建てる際にコストダウンしてはいけないものをご紹介します。
結論からいうと以下です。
❶耐震対策の工事や装備
❷セキュリティ対策の設備
❸外構工事
❹水回りの工事
❺断熱材
それでは、1つずつ見ていきましょう。
削減NG①:耐震対策の工事や装備
日本は地震が多いですよね。世界で発生しているマグニチュード6以上の地震の約20%が日本の周りで発生していると言われています。
制震装置を導入することで、建物の揺れをしっかりと抑え、ダメージを減らし建物を守ることができます。
削減NG②:セキュリティ対策の設備
マンションと違って戸建て住宅はどんな方でも気軽に敷地に入れてしまいます。
空き巣などに狙われる可能性も高まるため、対策は十分にしておきたいところです。
防犯設備は以下のようなものがあります。
- 防犯ガラス
- 面格子付き窓
- タイマー式ライト
- タイマー式電動シャッター
- 防犯性能の高い玄関ドア
- ホームセキュリティーシステム
すべてを備え付けると費用が高額になるため、効果が高そうなものを優先して選ぶようにしましょう。
削減NG③:外構工事
外構は買い替える事もなく何十年も使い続けるものです。
きちんとした施工をしなければ、年数が経った時に不具合が出る可能性も増えます。
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塀の高さや目隠しの必要性、車庫の配置や道路と敷地の高低差などの理想を反映させながら、後悔のない外観をつくるようにしましょう。
削減NG④:水回りの工事
使用頻度の高い水回りのコストダウンをすると生活に暮らしにくさを感じる可能性があります。
そのため、キッチンやバスタブなどは掃除がしやすい機能性の高いものを選ぶと良いでしょう。

バスタブは節水効果のあるベンチ浴槽にしようかな~。

広いお風呂は子供も女性の方も嬉しいですよね。
削減NG⑤:断熱材
安い断熱材を使った住宅は外部の温度の影響を受けやすいため、夏は暑く、冬は寒い家になってしまします。
暑い家や寒い家は結果的に電気代がかさんでランニングコストが高くついてしましがちです。
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良質な断熱材を選ぶことで暮らしの快適さを向上させて、ノンストレスな生活を目指しましょう。
【まとめ】優先順位の確認をして予算オーバーにならない工夫をしよう!
理想の住宅を建てるためにあれこれとオプションを付けていくうちに、ついつい高額になってしますのが注文住宅です。
予定していた予算をオーバーしないためにも、優先順位の確認をしておくことをおすすめします。
下記の中でコストダウンできる箇所を見直し希望通りのマイホームを手に入れましょう!
- 延床面積を小さくする
- 平屋ではなくシンプルな総2階の家にする
- 間取りをシンプルにする
- 屋根をシンプルにする
- 水回りを一カ所にまとめる
- 窓の数を減らし、サイズは小さくする
- 必要最低限のオプションを選ぶ
- 和室をつくらない
- エアコンを自分で手配する
- フェンスや門扉を設けない
- バルコニーを小さくする

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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